ゼロから始めるClaude Code - #2 インストールと初回起動
ターミナル・Node.jsのインストールから初回起動・最初の対話まで、非エンジニアでも迷わない手順でClaude Codeを動かすまでを解説します。シリーズ第2回。
前回は「Claude Codeはなんだ?」と「なぜ今触るべきか」を整理しました。今回はいよいよ実際にインストールして、最初の対話まで進めます。
ターミナルもNode.jsも触ったことがない、という人を想定して書きます。少し遠回りに感じるかもしれませんが、ここを丁寧に踏むかどうかで後が楽になります。順番に追っていけば必ず動くようになるので、安心して進めてください。
事前準備①:ターミナルってどこにあるの?
Claude Codeはターミナル(黒い画面)の上で動きます。普段見慣れていない人にとっては少し怖く見えるかもしれませんが、最初の数分だけ我慢すれば、その後はずっと味方になってくれる場所です。
Macの場合は「ターミナル」というアプリを使います。アプリケーションフォルダの中の「ユーティリティ」フォルダにあります。Spotlight(⌘+スペース)で「ターミナル」と打てばすぐ起動できます。
Windowsの場合は「PowerShell」を使います。スタートメニューで「PowerShell」と検索すれば出てきます。
開くと、文字がポツンと並んだだけの画面が出てきます。これが私たちの作業場所です。命令を一行ずつ打って、結果を眺めるだけの場所だと思ってください。
事前準備②:Node.jsをインストールする
Claude CodeはNode.jsという仕組みの上で動きます。Node.jsは「JavaScriptをパソコンの上で動かすための土台」です。中身を理解する必要はありません。Claude Codeを動かすために必要な土台だ、とだけ思っておけば十分です。
公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
- Node.js公式サイト: https://nodejs.org/
「LTS」と書かれている方を選んでください。「Long Term Support」の略で、長く安定して使えるバージョンです。
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして、画面の指示に従って進めれば完了です。
インストールが終わったら、ターミナルで以下のコマンドを打って確認します。
node -v
npm -vそれぞれバージョン番号(例: v20.11.0)が表示されたら成功です。「command not found」と出たら、ターミナルを一度閉じて開き直すと認識されることが多いです。
Claude Codeをインストールする
Node.jsが入ったら、いよいよClaude Codeをインストールします。ターミナルで以下を打つだけです。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code-g はグローバルインストールという意味で、「どのフォルダにいても claude コマンドが使えるようにする」設定です。
インストールが終わったら、確認のために以下を打ちます。
claude --versionバージョン番号が出れば成功です。
利用契約をどうするか
Claude Codeを動かすには、Anthropicとの利用契約が必要です。月額固定のサブスクリプション方式と、従量課金のAPIキー方式の2つから選べます。
| 方式 | 向いている人 | コスト感 |
|---|---|---|
| Claude Pro / Max(サブスクリプション) | 毎日使う・コストを読みたい | 月額固定。最初はこちらが楽 |
| APIキー方式 | 試したいだけ・たまに使う | 使った分だけ課金。少額から始められる |
迷ったら、まずはサブスクリプション方式の「Claude Pro」から始めるのをおすすめします。月の上限を気にせず触れるので、シリーズを通して練習するときに気が楽です。
サブスクリプションの登録は claude.ai から、APIキーは console.anthropic.com から発行できます。
起動と認証
ターミナルで以下を打つと、Claude Codeが起動します。
claude初回起動時は認証画面に進みます。サブスクリプション方式なら、ブラウザが開いてClaudeアカウントでログイン → 戻ってくれば完了です。APIキー方式なら、発行したキーを画面の指示に従って貼り付けます。
認証が終わると、対話画面が立ち上がります。これでClaude Codeを使う準備が整いました。
はじめての対話
まずは試しに挨拶を投げてみましょう。プロンプトに以下のように打ちます。
こんにちは。自己紹介をお願いします。
数秒待つと、Claude Codeが返事を返してくれます。これで対話成功です。
次に、ファイルを読ませて要約してもらいます。デスクトップに sample.txt という名前で適当なテキストファイル(議事録メモやニュース記事の本文など、なんでもOK)を用意してください。
そして、ターミナルで sample.txt のあるフォルダに移動します。
cd ~/Desktopその状態で claude を起動して、以下のように打ちます。
sample.txt の内容を3行で要約してください。
Claude Codeはファイルを読み込んで、3行の要約を返してくれます。自分のファイルを読んで作業してくれる——これがClaude Codeの基本中の基本です。
ここまでで何ができるようになったか
今回でできるようになったことを整理しておきます。
- ターミナルを開けるようになった
- Node.jsとClaude Codeがインストールできた
- Claude Codeで対話ができるようになった
- 自分のファイルを読ませて作業させられるようになった
ここまでくれば、もう「触ったことがない」状態は卒業です。
次回は、Claude Codeをもっと自分の手足として使うための「基本操作」を、実際に手を動かしながらおさえていきます。題材は「会議メモを整形して構造化された議事録にする」こと。今回より少し実用的な内容になります。
それでは、次回もお楽しみに。