Claude Code初心者がまず書くべきCLAUDE.md|非エンジニアでも使えるテンプレート付き

CLAUDE.mdは「Claudeへの申し送り書」。たった数行書くだけで応答の質が変わる、非エンジニア向けの最小テンプレートと育て方のコツを紹介します。

March 27, 20269 min read

Claude Codeを使い始めたけど、なんだか思い通りに動いてくれない。英語で返ってきたり、聞いてないことまで勝手にやったり。

その原因、CLAUDE.mdを書いていないからかもしれません。

CLAUDE.mdとは

CLAUDE.mdは、Claudeへの「申し送り書」のようなものです。

プロジェクトフォルダに置いておくと、毎回の会話で自動的に読み込まれます。つまり、「こういうルールで動いてね」という指示を、毎回口頭で伝えなくても済むようになる。

公式ドキュメントでも、CLAUDE.mdは「Claudeの記憶の代わりになるもの」と位置づけられており、プロジェクトのルールや好みを永続的に伝える手段として推奨されています。

CLAUDE.md files are the primary way to give Claude persistent context about your project. (CLAUDE.mdは、プロジェクトに関する永続的なコンテキストをClaudeに与えるための主要な手段です) — Anthropic公式ドキュメント

私は最初、このファイルの存在は知っていたものの、何を書けばいいのかさっぱりわかりませんでした。結局しばらく空のまま使っていて、Claudeの出力にモヤモヤし続けていました。

でも、たった数行書いただけで、やりとりの質が変わったと感じています。

どこに置くのか

CLAUDE.mdは置く場所によって適用範囲が変わります。

置き場所適用範囲用途
~/.claude/CLAUDE.md全プロジェクト共通言語や応答スタイルなど、どのプロジェクトでも共通のルール
プロジェクトフォルダ/CLAUDE.mdそのプロジェクトだけプロジェクト固有のルールや技術的な設定

初心者はまず ~/.claude/CLAUDE.md(グローバル) だけ作ればOKです。~ はホームフォルダのことで、Macなら /Users/あなたのユーザー名/ にあたります。

つまり、実際のパスは /Users/あなたのユーザー名/.claude/CLAUDE.md になります。.claude フォルダが見当たない場合は、Claude Codeを一度起動すれば自動で作られます。

テンプレート(コピペ用)

上記のグローバルCLAUDE.md(~/.claude/CLAUDE.md)に以下を貼り付けて、自分に合わせて編集してください。

## コミュニケーション
- 全て日本語で応答する
- 応答は簡潔に、結論から先に述べる
- ユーザーは非エンジニアのため、専門用語や技術的な操作が必要な場合は説明を加える
- 作業の前に、何をするか簡潔に説明してから実行する
- 不明な点があれば、勝手に判断せず確認する
- 質問の際には積極的にAskUserQuestionToolを使用する
 
## 作業ルール
- ファイルの削除や大きな変更の前には必ず確認する
- 一度に大量の変更をせず、小さなステップで進める

これだけです。

なぜこの項目なのか

CLAUDE.mdに書ける内容は他にもたくさんあります。コーディングルール、Git戦略、使用ツールの指定……。でも、非エンジニアが最初からそこまで書く必要はありません。

私自身、最初に効果を感じたのはこの2カテゴリでした。

コミュニケーション

「全て日本語で応答する」 — これがないと、コードのコメントや説明が突然英語になります。たった一行で快適さが変わります。

「結論から先に述べる」 — Claudeは放っておくと前置きが長くなりがちです。この一行で、欲しい情報にたどり着きやすくなります。

「非エンジニアのため説明を加える」 — 専門用語をそのまま使われると、何をされているかわからなくなります。これを書いておけば、Claudeが自然と噛み砕いて説明してくれます。

「勝手に判断せず確認する」 — Claudeは親切心から「ついでにこれもやっておきました」と余計なことをすることがあります。この一行で暴走を防ぎやすくなります。

「AskUserQuestionToolを使用する」 — Claudeに選択肢付きの質問機能を使わせる指示です。曖昧な部分を勝手に解釈せず、選択肢を出して聞いてくれるようになります。

作業ルール

「削除や大きな変更の前に確認」 — これは安全策です。特にファイル操作に慣れていない場合、確認なしに消されると取り返しがつきません。

「小さなステップで進める」 — 一度に大量の変更をされると、何が起きたか追えなくなります。少しずつ進めてもらうことで、途中で軌道修正もしやすくなります。

CLAUDE.mdの育て方

最後に、使い始めてから役立つティップスを4つ。

同じ訂正を2回したら、CLAUDE.mdに書く。 「日本語で返して」と毎回言っているなら、それはCLAUDE.mdに書くべきサインです。逆に言えば、困っていないことは書かなくていい。

「IMPORTANT」をつけると守られやすい。 どうしても守ってほしいルールにはIMPORTANT:をつけると、Claudeの遵守率が上がるとされています。公式でも推奨されている方法です。

長くしすぎない。 公式ドキュメントでは、各項目について「この行を削除してもClaudeが間違えるか?」と自問し、Noなら削除すべきとされています。項目が増えるほどルールが無視されやすくなるため、必要なことだけ書いて、足りなくなったら後から足す。私のCLAUDE.mdも最初は3行から始めて、今の形に育ちました。

For each line, ask "if I deleted this, would Claude do the wrong thing?" If no, delete it. (各行について「これを削除したらClaudeは間違えるか?」と自問しましょう。答えがNoなら、削除してください) — Anthropic公式ドキュメント

Claude自身にCLAUDE.mdを更新させる。 会話の中で「今のやりとりで学んだルールをCLAUDE.mdに追記して」と頼めば、Claude自身がファイルを編集してくれます。自分で書くのが面倒なときは、Claudeに任せてしまうのも手です。使っていく中で「こう動いてほしい」と伝えた内容を、そのままルールとして蓄積できます。

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